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2007年10月27日

豊胸手術についての疑問・質問

Q1
半年前に生理食塩水バッグの手術を受けましたが、最近、固くなってきたので、手術を受けたクリニックへ相談に行きましたが、「固くなったのは、あなたの体質のせいだ」「やり直しても、また固くなる」と言われ、抜去することを勧められました。でも、今さら胸が無くなってしまうのは悲しいので悩んでいます。私にとっては、抜去する方法しかないのでしょうか。もう一度やり直しはできないのでしょうか?


A1
固くなる原因としては2つあります。1つは入れるバッグのサイズの問題、もう1つはバッグの位置のせいです。まずバッグのサイズに関してですが、生理食塩水バッグそのものが固くなるということはありません。なぜなら、バッグの中の水が少しずつ無くなっていくと、バッグの内部に空間ができるので、ふわふわした状態になり、逆に柔らかくなります。しかし、小さいバッグを入れると固くなります。それは、少しぐらい水がなくなっても、できる空間が小さいので、空間がバッグの中でふわふわと動くという状態にはならないからです。医師の技術が未熟な場合は、手術の時に小さいバッグしか入れられないことがあるようです。


次にバッグの位置についてですが、乳腺の下に大胸筋というのがあり、普通はバッグを大胸筋の下に入れますが、これを乳腺のすぐ下に入れる方法だと、バッグが固くなってしまいます。これは、大胸筋の下だと、大胸筋に押されて、平べったくなるのに対して、乳腺のすぐ下では、押されるものが無いので丸くなりやすいからです。同じ容量では、丸より楕円のほうが表面積が大きいですよね。と言うことは、丸のほうが圧力には強いので固くなりやすく、平べったくなっている大胸筋の下の方が、大きく広い空間ができているので柔らかくなります。

ようするに、乳腺の下に小さいのを入れると柔らかくならず、大胸筋の下に大きく入れておけば、固くなることはないということです。乳腺の下に入って固くなった場合は、ただ単に、大胸筋の下に入れなおせば良いだけのことです。また、バッグは大きいけど固くなっているのなら、小さいバッグに入れ換えれば空間が広くなり柔らかくなります。再手術で問題なく希望通りのバストにすることができます。

Q2
数年前、生理食塩水バッグによる豊胸手術を受けました。一応は満足しているのですが、生理食塩水バッグより感触が滑らかだという、ハイドロジェルバッグという方法があると聞き、今より柔らかいのなら入れ替えようかな、と考えています。でも、クリニックによってはマッサージ不要とか必要とかで、あまりよくわかりません。本当に入れ替えるメリットがあるのかどうか教えてください。



A2
ご質問にある、ハイドロジェルバッグは現在、危険性が指摘されています。イギリスでは使用禁止になって返品しておりますので、使用されない方が良いでしょう。マッサージは生理食塩水の方は必要ありませんが、ハイドロジェルバッグは必要です。なぜなら、生理食塩水は年ごとに少しずつ中身の水がなくなっていき、バッグの中に空間ができるため、マッサージしなくても柔らかい状態を保ちます。

一方、ハイドロジェルバッグは、それ自体は、生理食塩水よりも柔らかいのですが、年月とともにバッグの中にゆとりがなくなってしまいますので、固くなる可能性があります。そのため、ハイドロジェルバッグは、中身を柔らかく保つためにマッサージが必要です。


Q3
胸が小さいことに、ずっとコンプレックスを持っています。あまり大きくは望みませんが、豊胸手術を受けることを決心しました。ですが、異物を入れるのは抵抗があるので、脂肪注入をしたいと思い、何件かのクリニックへ電話で相談しましたが、ほとんどのクリニックが「脂肪注入では効果がない」、「脂肪注入によるバストアップは行っていない」という返答でした。脂肪注入では、胸を大きくすることはできないのですか?


A3
結論から申し上げますと、脂肪注入では希望のサイズにはなりません。もともと胸のない人は、胸の筋肉が固いので、脂肪はあまり入れることができません。厚いタイヤのチューブに大量の水を入れられないことと同じです。タイヤのチューブでは固すぎて、柔らかい風船のようには膨らまないからです。皮膚が薄くて胸がない人の場合なら、多少は胸を大きくできるので、どうしてもという場合は、2~3回に分けて脂肪を注入すれば、多少ふっくらする程度にはできます。例外として、以前にバッグを入れていた人なら、すでにゆとりがあるので、大きくすることはできます。

Q4
子供を2人産んで、胸がなくなった上に少し下がったので、バストアップしようと思い、1 ヶ月前生理食塩水バッグによる豊胸手術を受けました。でも、バッグだけが上の方にあり、皮膚だけが下がって、不自然な状態になってしまいました。バストアップできるといって受けたのですが、これはどんな状態ですか?やり直したら、綺麗な胸になりますか?でも、受けたクリニックでやり直すのは不安です。


A4
これは、技術的な問題で、入れた位置が悪かったということが考えられます。本来ならば、乳首が水平に近い状態になるまで持ってきて入れないといけません。もう1つは、下垂が激しい場合です。これは、垂れている余分な皮膚を取って、タルミを除去する方法が一番良いでしょう。また、脂肪が多い場合はその脂肪を取って、皮膚を持ち上げ、乳首の位置を修正する方法もあります。

この場合は、綺麗なバストにするために、バッグを乳腺の下に入れざるを得ない場合もありますが、その場合は、よくマッサージしないと、年月とともに固くなってしまいますので注意してください。


やり直すなら、受けたクリニックに行くのが一番ですね。どのドクターでも常に100%の結果を出すというのは難しいことなので、術後、医師に満足しているか、満足していないかをしっかりと伝えなければいけません。医師にしっかりと納得いくまで相談することが一番です。


Q5
「コヒーシブシリコンバッグ」を使ったバストアップが注目されていますが、従来の生理食塩水バッグやシリコンバッグ等との違いは何ですか?

A5
最近登場したバックで、万一、体内で破れた場合でも、中身のシリコンが流れ出さないという点で注目され、普及してきているグミ状のシリコンバッグです。高い安全性と、滑らかな触り心地が最大の長所ですが、柔らかさを保つためのマッサージが必要となります。

一方、生理食塩水バッグは、年月とともに内容物が少なくなるので、マッサージを行わなくても、固くはならないという長所があります。バストアップに使われるバッグは、様々なタイプがあり、それぞれに特徴があるので、カウンセリング等で、医師によく相談してから決められると良いでしょう。


Q6
胸が貧弱なことが大きなコンプレックスになっています。豊胸手術を受けたいと思いますが、どの方法が一番安全でしょうか。最近は、コヒーシブシリコンバッグというのが良いと聞きますが…。

A6
豊胸手術には、「生食バッグ(生理食塩水)」「ハイドロジェルバッグ」「CMCジェルバッグ」「コヒーシブシリコンバッグ」「脂肪注入」が一般的です。あなたが考えていらっしゃる「コヒーシブシリコンバッグ」は、乳房の柔らかさをより求める方に最適なバッグで、術後のマッサージを必要としますが、シリコンの粘着性が凄く強く、万一、体内で破れた場合でも、流れ出さないという、高い安全性を持ったバッグで、非常に人気の高いバッグです。

また、同じくマッサージを必要とする「ハイドロジェルバッグ」は、イギリスやフランスでは危険性のため、使用されていないバッグです。「生理食塩水バッグ」は、マッサージをしなくても、固くなるなどの不安がなく、一般的によく知られているバッグです。生理食塩水を用いたバッグなので、万一、バッグが破れたとしても、汗や尿として出て行くため危険性が全くありません。手術は脇の下のシワに沿って、目立たないように2~3cm程切開し、バッグを挿入します。どのバッグを選ばれても、ご希望のサイズに出来ますし、大胸筋下、乳腺下のどちらにでも挿入することができます。どのバッグにするかは、カウンセリング等を受けられて、医師とよく相談してから決られるのが良いでしょう。

Q7
出産後、胸が下垂しているのを修正したいと考えています。脂肪注入よりバッグを挿入する方が良いのですか。どんな方法が一番良いのでしょうか。

A7
下垂の程度にもよりますが、ひどい場合は、脂肪注入やバッグを入れても綺麗になりにくいでしょう。下垂がひどい場合には、余分な皮膚を縫い縮めてタルミを取る、乳房拳上術が良いでしょう。この方法なら、若々しいバストの状態に仕上げることができます。

また、下垂だけでなく、脂肪も多い人の場合には、脂肪も同時に取ることをお勧めしています。脂肪が多い人の場合は、すでに脂肪がクッションの役割をしているため、少しの脂肪を入れたとしても、膨らんだようには見えません。脂肪注入は、下垂はしていないが、張りのない方に最適な方法です。脂肪が少なく、軽度の下垂であればバッグを入れるのが良いでしょう。

     

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投稿者: 日時: 2007年10月27日 17:14 | パーマリンク |TOPページへ   ▲画面上へ

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